この2ヶ月間弱、毎日、毎日「ぐぉぇえええーーーーーーっ」「ぅおぇああああーーーっ」と
胃液、胆液まで激しく吐きつくすという寝たきり生活を送っていた。
初期から食べられるものはほとんどなく、何か口にすれば間違いなく逆流。
もう出てくるものは内臓ぐらいしかないと思えるほど2時間毎くらいに恐怖の嘔吐が
やってくるのだった。嘔吐が一時的におさまっても、胃の底で胃酸が地獄谷のように
ぐつぐつと煮えたぎっているような吐き気が常にあり、横になっていても口の中に
唾液が溢れてきて気持ち悪いので夜もおちおち寝られずげっそり。
吐くものはなにもないのに嘔吐が止まらないカラ嘔吐が苦しく、逆流する胃酸で
喉が焼けて痛いので、水を片手に飲みながら吐くというマーライオン化が進む。
そうこうしているうちに水の味がもう嫌になり、水すら飲んだそばから逆流という始末。
最初の1ヶ月で体重が6キロ落ちて小学生並の体重になり、体重計に乗るたびに
恐怖でムンクの叫び状態になる。
「THE つわり地獄」
飲まず食わずの日が続き、もう限界だと思いプライベートクリニックで点滴をしてもらうことに。
体力のないボロボロの母体からしっかり栄養を吸い取っていたエイリアン赤子は
元気に手足をバタバタと動かしていて、先生に「かわいいですね〜」と言われるものの、
ぐぇええっ、ぐえぇっ・・・と吐き気を堪えながら診察台に上がっている弱りきった私には
エコーの映像なんてこなきじじいの心霊写真にしか見えませんからっ!!
点滴で少しは楽になれる・・・と思ったのは間違いでこれまた悪夢の始まりだった。
人間の体は飢餓/脱水状態に陥ると血管も細くつぶれてしまうそうで、先生いわく
もともと細い私の血管には通常の点滴用の針など太すぎて見事に針が血管を貫通→
点滴が中で漏れる→腕が腫れ上がり青あざ→細い針に変更→別の場所を探す→
貫通→漏れる・・・の繰り返しで私の腕は青あざだらけに。ちなみに点滴がもれると痛い。
手の甲なんかで漏れると悶絶の痛みである。片腕全滅。い、痛い・・・。
これは何の罰ゲームですか?
赤子よ、君はドSですか?
そんな日々を乗り越え、最近ようやくレタスやにんじん、フレッシュライチ、コーンフレーク等を
食べられるようになった。そして私を支えてくれる命の水、ポカリスエット。
どんなに嘔吐が酷い日でも唯一逆流することのなかったポカリで生き延びたと言っても過言ではない。
4ヵ月目に入った今も、1日1,2度は吐くもののピーク時に比べると嘔吐も吐き気も
比べ物にならないくらいマイルドになってやっと少しずつ楽になってきた。
最近では1回くらいぐぇえええーーーっと吐いても「今日は調子が良い」と思えるほどだ。
というわけで本調子にはまだ程遠いがのんびり復活中。
あくせく働き家事も私の世話もぜ〜〜〜んぶ文句一つ言わずにこなしくてくれた
ぽめ夫に感謝。毎日、毎日遅くに帰ってきては自分の夕飯を作り、
落ち武者のように横たわるだけの私のためにライチの皮をむき、吐き続けて体の痛い私に
欠かさず肩と背中のマッサージをしてくれる。週末は大嫌いな買い物と家事をやっつけ、
平日は忙しいのにまめに「大丈夫?」と電話をくれる。
ずっとお弁当も作ってないし、この季節恒例のクリスマスパーティーにも私が姿を見せないので
会社では「ぽめ夫婦の危機」が噂されているらしい(笑)。ご、ごめんよ・・・。
クリスマス休暇にはゆっくりさせてあげたいなと思う。
クリスマス前にまた調子の良い日があるかどうかわからないので、皆々様
Merry Christmas!