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TOP > 日本里帰り2007

イヌのきもち

もともとベタベタとよく甘えるダメ犬なのにこの2ヶ月間ですっかり
母が嫉妬するほど(笑)私の後を追うようになってしまった。

たまに私が出かけると家中を探し回るらしい。母が「(私は)いないよ。」と言っても
座敷、その奥の部屋からTVの裏に至るまで「はて?」という顔をして捜索。

私がロンドンに戻ってしまったらしばらくはそうやっているはずのない
私のことを家中探し回るのだろうか。それを見る母の気持ちを考えると
後ろ髪を引かれる思いである。

そろそろ帰る準備を始めなくてはと思い、スーツケースを広げて
荷詰めをする私の邪魔をするのが最近の日課。いつもそうだが
私が帰り支度を始めると怒る我が家のダメ犬。

一見何も考えていなさそうなダメ犬、その頭で一体何を思うのだ。

そのボールをくわえて持ってきてほしいのだが・・・。あご置きじゃないのよ。

Cana Story



お風呂上がりに母校が地元企業と共同開発したというピンクの発泡酒を飲む。
いいなぁ。私も在学中に発泡酒の開発をしてみたかった。
お酒の開発なんてやっていたらもっと喜んで学校に行っただろうな。
ピンクの見た目とは裏腹にビターでおいしゅうございます。

murasakiimorearcake.jpg

先日同じく札幌で購入した紫イモのレアケーキ。
早い話がスイートポテト。甘いわけではないのに味が濃くてこれまたやめられない。
イギリスにいたら甘いものなどあまり食べないのに日本は危険だ。
お菓子がおいしすぎる。デブまっしぐらな今日この頃。

三方六パフェ



この辺でお菓子の老舗の一つである柳月
私のお気に入りは銘菓「三方六」。要はバームクーヘンなのだがこれが
しっとりしていて甘すぎず一人で一箱食べられそうなおいしさ。

この柳月がついにレストランをオープンした。
パスタもピザもおいしいがこの三方六パフェが激ウマー。
パスタかピザとセットだとミニサイズパフェが頼めるというのも気が利いて良い。

高校時代からの親友と時が経つのも忘れお喋り。元気が出た。
いつでも何でも話せる親友の存在は有り難い。
数年前にずっと2人で暮らしていたお母さんを癌で亡くした時に
私は彼女の側にいてあげられなかった。しばらく会わないうちに
彼女はまた強くなり、笑顔が素敵になっていた。悲しさを強さにして
バリバリ働く奥さんになった彼女に元気をもらった。

私もちゃんと前を向いて歩いていかなくては。

あれこれ



歯医者と病院に通ったり、風邪をひいたり札幌に行ったりしているうちに
長期里帰りもいよいよ残り1週間とちょっと。

学生時代の青春の思い出(笑)がたくさんつまった大好きな札幌へ行ってきた。
泊めてもらった友人宅の子供たちと遊び、噂のスープカレーを初めて食し
お決まりのおいしい味噌ラーメンもしっかり食べる。食べてばかりの3日間だった。

susukino.jpg

雪の少ないすすきの。

20070217042136.jpg

おいしいカクテルなんぞ飲みながら友達とお喋り。
20070217042152.jpg

やっぱり札幌はいいなぁと思いつつ田舎に舞い戻ってきた。
そろそろロンドンへ戻る心の準備をしなくてはならない。

ジンギスカン



湯気の立ち上る熱々ユッケジャンスープ。
辛くてビールが進んだ。

子供の頃から大好きな焼き肉屋でジンギスカンを頬張る。
jingisukan.jpg

サガリ、カルビ、タン塩は写真に収まる暇もなくお腹に収まってしまった。
「あー、お腹一杯」と言いながらもデザートの黒ごまアイスを平らげる。

私が払うと言うのにビールを飲んでほろ酔い上機嫌の母が
「お母さんが払うからっ!」と突進してきてレジでオバサン同士の
「私がっ、」「いや、私がっっ!!」状態に陥る。

その昔、「(私が赤子の頃は)20年経ったら少しは楽になるかと思っていたのに
そのうちちゃんと独り立ちしてくれるのかしら・・・」
などとぼやいていた母なのにいざ娘におごられるとなると寂しいらしい。
複雑な頑固母の心境である。結局私が払ったことに不満だった母。

焼き肉くらいおごらせてくれ。

雑感



来客に頂いたレアチーズケーキ。

日本のケーキって甘さ控えめで本当に食べやすい。
どっしりとした砂糖の塊みたいなえげれす産ケーキとは大違い。

以下浦島花子の日本雑感。


・いつものことながら「サービス」の素晴らしさと接客業に携わる方々の腰の低さに感激。しかし意地でも謝らないイギリスに慣れていると、やたらと謝りすぎる文化が不気味に思える時もある。そして「わけのわからんクレーム対応とか大変なんだろうな」と同情すらしてしまう。


・物騒な事件が増えた。(事件などに限らず)報道があまり客観的ではないように思える。事実を伝えるべきであるのに、番組側や出演者の憶測や勝手な決めつけを事実と誤解していまいそうな報道のし方が多いかなという印象を受ける。民放だけかな。


・これは地元が田舎だからなのだがお母さんたちが若いっ!!おそらく同年代もしくは私より明らかに若い女性が結構大きな子供を(しかも2人とか)連れて歩いてる。私もこの田舎を出ることがなかったら今頃この中の一人だったのだろうか・・・などと思いながら道行く若い両親たちを見つめる毎日。


・保険のCMや広告がやたらと増えた。


・自分も南の島へ行ってきたのであまり大きな事は言えないが、不景気だ、お金がないと言いながら海外旅行にいってブランドものを買いあさり外国でお金を落としてくる日本人が結構多いことに複雑な気持ちになる。


・消費税を含めた税金問題や、ゆとり教育見直し、給食費未納額22億円などというニュースを見ると日本社会、人々の意識もゆくゆくはイギリスのよう(格差が広がる、自分さえ良ければいいと思う人々が増える、移民を受け入れて税金を納めてもらう等々)になっていくのではないかと思う。


・日本では何かと取りあえず年齢(生年月日)を尋ねられる機会が多いことを思い出す。忘れていたので一瞬挙動不審になってしまう洋風かぶれな自分が恥ずかしくなる。いつの間にか年齢を聞くことは失礼かつ不要なことという意識が染みついていたようだ。


・無ければ無いでどうにでもなるような便利商品が多い。


・日本人の健康に関する追求はとどまるところを知らない。健康食品、健康グッズが溢れている。



ぽめ夫には「どう?ちゃんと日本人のフリできてる?」と言われる。
いや、日本人ですから。挙動不審だけど・・・。

牡蠣ぽんず



ぷりぷりの牡蠣はおいしい。食べきれないので牡蠣鍋に。幸せ。

今回の里帰りにはいろいろと理由がある。
生きていくって、家族って、家庭の事情その他うんぬんというのは
なんだかな〜と思うこと多々。意味不明なひとりごと。

君はいつものほほんと寝てばかり。それでも大切な家族の一員。
s.jpg

懐かしの味



母はブツブツ言いながら仕事始め。バリバリ働き続ける母に頭が下がる。
働きづくしのため家事は最小限の母に変わり大掃除開始。
一度スイッチが入るととことんやらなければ気がすまない私。
汗だく。しかし終わらないorz
まだまだ気になる箇所があるので明日は掃除用具や洗剤を買ってきて続きをやる予定。
マッチ箱のようなロンドンのフラットとは違って一軒家の掃除は大変だなと実感。

料理は下手なのに意地でも自分で作りたがる母が仕事から帰ってくる前に
今日は夕飯の用意をせねばと思いキッチンを探るが物の在りかがわからない。

掃除をしようにも掃除用具を見つけられない。
料理をしようにも調味料やザルひとつ見つけるのに扉を端から
全部開けていかねばならない。

ここは私が知っている「私の家」ではもうなくなってしまったことに気づく。
そしてこの戻ってこられる場所はいつまでもあるわけではないことにも。

変わらない味、六花亭のモンブランを食べながら時の流れと
変わりゆくモノについてぼんやり考える・・・。

きっと値上がりしているのだろうけどこのモンブランが未だに200円しないってすごい。

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