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TOP > ひとりごと

孤独との戦い

コメントの返事がのろのろで申し訳ありません。
日に日に寝る時間が短くなってきた腹ペコモンスターまめのお世話に追われながら
外界とのつながりを求めて脳内では毎日ブログの更新をしている。

強力な助っ人、母の滞在もつかの間。あっという間に帰ってしまった。
そしてぽめ夫は出張中。あぁ、孤独。

3度目の来英となった母、短い間だったが来てもらって本当に助かった。
家事全般あれもこれもやってくれとこき使ってしまったが、今思えばもっと
まめを抱かせてあげれば良かったと思う。母よ、気のきかない娘ですまん。

Chiswick house 003

短い滞在とは言うものの、夏に来たのは初めてだしさすがに毎日引きこもりでは
申し訳ないので、パブランチに出かけたり、英国らしい場所へ
お散歩やプチ観光、お買い物に一緒に出かけた。

Chiswick house 008

マナーハウスへお出かけ。中には入ったのは初めて。
こういうよーろぴあ〜んな雰囲気が好きな母に気に入ってもらえただろうか。

Chiswick house 006

Chiswick house 009

Chiswick house 011

Chiswick house 013

Chiswick house 010

岩のように頑固で全く素直ではなく、愛情表現はもちろん自分の気持ちを
表現するのが苦手の母。決して感情を表に出すことはなく、強くたくましく
生きてきた母の背中だけを見てきた。

空港での別れ際、そんな母に初めて目の前で無防備に突然号泣され
言葉では言い表せない程に胸がひどく痛んだ。
名残惜しそうにまめの手を握り、泣きながらやっと絞り出すように
「お願いします」とぽめ夫に頭を下げた母を見て、改めて自分の
親不孝っぷりを痛感し申し訳ない気持ちでいっぱいになり言葉も出ない私。

13歳まで女手一つで苦労して育ててもらった一人っ子なのに、
好き勝手にやらせてもらった結果こんな遠い国で結婚して永住を決め、
せっかく生まれた孫を頻繁に抱かせてあげることもできない。
あー、親不孝極まりない。と情けなくなるばかり。

ハンカチで涙をぬぐいながら何度も振り返り手を振る母が
見えなくなるまでただ手を振り返し続けることしか出来ず、
心の中で何度も何度も「ごめんね」と繰り返した。
その母の姿が脳裏に焼きついて離れない。
祖母の亡骸に泣きすがる母の姿を見た時と同じ痛みだ。

Chiswick house 002

母になって母を思ふ。
母のためにも、まめのためにも、めそめそせずに頑張ろう。
やっとお昼寝してくれたまめの寝顔を眺めながらそう思う昼下がり。

でもぽめ夫さん、早く帰ってきて・・・。



夏らしい日々

ここ数日夏らしいお天気が続いているロンドン。
扇風機を活動させ、うちわを片手に授乳しながら思うこと・・・


あぁ、冷えたビールか白ワインが飲みたーーーーいっ。


ミルクマシーンである以上禁酒は続くのであった(涙)。

準備中

気がつけばもう来週はイースターホリデー。
着々と旅行の準備をしてきたがそろそろラストスパート。国際免許も無事に届いた。



EU免許が通用しないなんて相変わらず閉鎖的で融通の利かない国だと
ぽめ夫が文句をたれる。そんな融通の利かない国にホリデーに行くのだ。

例のごとく紅茶やショートブレッド、お酒を担いでね。

お土産

この国のお土産文化、廃止にならないものか・・・。

お土産の山

何故かいつも買う紅茶がスーパーに行く度に5箱程しか残っていないので、
頻繁に通って毎回残り数箱を買い占めている。まだあと10箱くらい足りない。
次に行った時にまた足りなかったら遠くのスーパーまでお土産のために
紅茶買占め遠征に出かけなくてはならん。頼むぞスーパーS。
いつも買っていくこの紅茶じゃないと皆にがっかりされるのだ。

毎回思うのだが、もらう方にとってはたかが紅茶1箱かもしれないが、
用意する方にとってはお土産ってバカにならない。
これも母国日本への里帰りのため。仕方あるまい。

ぽめ夫はいつも通り彼が日本滞在時に住んでいた地方へ直行するので、
実家へ直行する私と前半は国内別行動。いつもなら後半は
彼も私の実家にやってくるのだが、彼は寒い所が大嫌いで
冬の北海道へは行きたくない。しかも今回は赤子が産まれる前の最後の旅行。
ということで、後半は関空で合流して二人で念願の沖縄旅行に行くことに決定。
ぽめ夫の出張で貯まったマイルをドーンと消化。

一度は行ってみたいがきっと行く機会はないだろうと思っていた沖縄。
待ってろよ、海ぶどうー、ソーキそばー、沖縄豆腐〜〜。とやはり食い気。
酒飲みとしては憧れの沖縄の地を訪れるのに、お酒が飲めないことが悔やまれる。
お腹の住人をホルマリン漬けにするわけにはいかん。
泡盛のアイスなら食べてもいいかなとつぶやくと、ぽめ夫に'NO!'と即答される。
ダメですか、そうですか・・・。いいよ、タロイモアイスにするさ。
何はともあれ楽しみな沖縄旅行。
沖縄に詳しい方、お勧めがあれば是非お知らせ下さいませ。

それにしても北はまだ−5℃前後の北海道から南は20℃前後の沖縄へ行くのに
どのコートを持っていくか悩みに悩んでいる。後々荷物になるからと言って
薄着では北海道で凍ってしまう。新千歳に降り立った瞬間に身震いする
あの寒さを甘くみてはいけない。必殺重ね着作戦しかないかなあ。

お腹の住人よ、覚悟しておれ。
とーさんいわく、かーさんの故郷は人間が住むところではない酷寒の地である。
あ、君はchewbaccaだから大丈夫だよね。

ささやかな幸せ



最近では買い物ついでにカフェで雑誌を読みながらボーッとする時間を作るのが
お決まりになってきた。コーヒーの匂いが漂う空間にいるだけで幸せ。

お花を買って贅沢をした気分になる。

pinktulips (2)

好きな花は?と聞かれたら迷わずチューリップと答える。
何故だかわからないけどちょっと幸せな気分にしてくれるのだ。

高校の卒業式に後輩たちが可愛らしいチューリップの花束をくれた。
成人式の日に当時付き合っていた彼のお母さんがチューリップをプレゼントしてくれた。
お花を送ってあげられなくてごめんねと綺麗なチューリップの写真でいっぱいの
誕生日カードを送ってくれた友人がいた。

何気ない会話の中で私が「チューリップが大好き」と言った事を
覚えていてくれた人たちの気持ちが痛いくらい嬉しかった。
私がチューリップを見て思い出すように、彼らもまた私のことを
こうして思い出してくれることがあるのだろうか。
今日も電話が鳴る。日曜日なので事務的なことではないと確信し聞こえないふり。
ぽめ夫にも「僕は携帯に連絡するから家の電話はとるな」と言われている。

仏のような心を持ち、そうそう簡単に怒りをあらわにするような人ではないぽめ夫に
「この世で唯一、数秒で僕を怒らせることのできる人物」と言わせてしまう
頭痛の種の相手は義母。決して悪い人ではない。
自分が良かれと思うことは相手の都合や気持ちを考えずに
とにかくそれが良いと決めつけて話を進める。
自己中心というわけではないのだが、自分の視野、価値観を他に強要しがち。
ただ、本人はそれを強要しているなどとは思っておらず、
良かれと思い込んでいるのでたちが悪いったらありゃしない。

ぽめ夫が基本的にとても冷たく対応するので(苦笑)、
普段はほとんど電話をかけてこないのだが、クリスマス前に
私の妊娠を知らせてからやたらと頻繁に電話をかけてくるようになった。
気持ちは良くわかる。

一緒に住むパートナーに孫がいるのが長年羨ましくて仕方がなかった義母にとって
待ちに待った初孫である。ぽめ夫は2人兄弟。義兄は子供がほしいようだが、
今年40歳になる義姉は子供はいらないと断言している。
義母の喜びようといったらそりゃあもう・・・。
とにかく少しでも関わりたくて、世話を焼きたくて何でも知りたくて
いてもたってもいられないと言わんばかりに私がつわり地獄中から
Oh, I know! You should do this and that.... should try this,
shouldn't do that, must try blah blah blah blah...... 
と延々、延々、延々一人暴走。

やっと私が起き上がれるようになった頃だったクリスマスに義兄夫婦と一緒に
クリスマスディナーに出かけ、レストランで私の横の席を陣取りこの状態。
先が思いやられるとうなだれた。見かねた義兄が'Mum! Leave her ALONE!!'
と言ってもお構いなし。そして「そうだわ、ぽめ夫が出張中は私たちの家に来て
泊まったらいいのよ。一人だと寂しいし、不安でしょう。ねね、そうしましょう!」ときた。
パートナーにまで「もういい加減黙ったら?かわいそうなぽめ・・・」と同情される。

予測はしていたが、年が明けてから電話攻撃は続きどんどんエスカレート。
「ねね、名前はどうするの?」(いや、まだ性別もわからないし・・・)
「女の子がいいわよね。うん、やっぱり女の子!」(自分が女の子ほしかっただけでしょう)
「ぽめのお母さんは来るの?いつ来るの?」(働き人だし・・・。そんな話はまだ・・・。)
「バギーは何買うの?家具は?お部屋は?」(だからまだそんな先のこと・・・)
「やっぱり家に泊まり来なさい、ね?ね?」(だから一人で大丈夫だと何度言ったら・・・)

私たちはとにかくWe haven't decided yet. We don't know yet.
We haven't thought about it yet. We'll see how it goes.を繰り返すだけ。
毎回毎回、同じ返答をするのに毎回毎回同じ質問をされる。
ぽめ夫が出張に行ってからというもの毎日のように電話がかかってきてこれの繰り返し。
私は基本的に一人でいるのが好きで、一人でいることには慣れているから大丈夫。
とかなりはっきりと伝えているにも関わらず、「寂しいでしょう?いつでもキャブを迎えに
送るから家に泊まりに来なさい。一人には慣れていると言っても妊娠中は不安でしょう?
ね、ねねねね?」攻撃が続いている。彼女は一人でいるのが耐えられない人だ。
自分は一人でいるのが寂しい=他の人も一人でいるのは寂しい。と決めつける。
そして現在義母のパートナーも2週間不在ときている。そう、自分が寂しいから
誰かに側にいてほしいのである。女同士で話すとか女同士で何かをするというのが
大好きな人。私はそういう女同士でなんたらかんたらが苦手な人間だ。

ちなみに義母は障害者年金受給者に認定されるほど重度のリュウマチ持ちで、
腰が悪く一人では椅子に座ったり立ち上がるのもやっと。杖は常備。
車の乗り降りなどは誰かの助けがないと足を持ち上げたり折り曲げたりすることができない。
そして住んでいるのはイングランドの端っこケント州の海岸沿いの街。
ぽめ夫は「行ったら最後。逆に君がかーさんの世話するはめになって不便な街で
買い物係に任命されるだけだぞ。」と言う。しかも私にかゆみをもたらす猫がいる。
私が気分が悪くなると言ってもスパスパとタバコを吸う。
ベジタリアン食の利点を食事のたびに語られる。
絶対に行きませんから。

ぽめ夫は今度電話でまたしつこく名前どうするの?と尋ねてきたら
「男の子でBob Billy(←ミドルネーム)」と答えて電話を切ってやると言っていた。

女の子がほしくて物珍しい名前をつけたい義母が電話の向こうで絶句するのを
想像するとププッと笑ってしまう私である。←ひどい義理の娘

**********

rooibos_vanilla.jpg

ルイボスティーのアールグレイがおいしいので、バニラはどうかと思って飲んでみたが
うーん・・・バニラ風味とルイボスは合わないと思う。
タイミング良く現在南アフリカに滞在中のぽめ夫とスカイプが繋がったので
本場のルイボスティーを買ってきてほしいと頼んだ。
南アは暑いそうで、半日オフだった今日はビーチで寝転んできたと言っていたが
潰瘍の調子があまり良くないらしく、なんだかまた痩せた様に思えた。
あまりひどくならないといいなあ。

晴れた日に



久しぶりに快晴。
もともと今日は買い物に行こうとは決めてあったが、珍しくサンサンと
降り注ぐ太陽を見て「今のうちに外に出なくては!」と鼻息荒く外出。

行きつけのクリーニング屋のおっちゃんと世間話をし、買い物ついでにカフェに寄る。
大好きな公園をボーっと眺めながらこんな風に一人でのんびりとカフェに座って
窓の外を眺められるのもあとどのくらいだろうかとか、若さと勢いだけで
渡英して来た頃と比べて私の人生すっかり変わったなあ等と物思いにふける。

昨日の夕方キャブが迎えに来る10分前に帰宅し、秒速でパッキングを終え、
おにぎりをかじりながら嵐のようにとんぼ返りのスコットランド出張に行ったぽめ夫は
今日の夜の便で帰ってくる。週明けからはいよいよ3週間の長旅出張。
週末も忙しいらしいがおいしいものをたくさん作って食べてもらおう。
と思ったのはいいが、メニューが決まらずスーパーの中をぐるぐると徘徊。
日本だったらお惣菜売り場を見て「あれ作ろう」と決めたりできるのにな。

またしても無駄に疲れて帰宅すると郵便配達の不在票を発見。
私が出かけた数分後に来たらしい。明日はぽめ夫の大事な書類が届くので、
それが届くまでは出かけられない。郵便局に受け取りにいけないではないか。
あー、typical!!
それでもこんな日常にふと幸せを感じたりする。
日本からの郵便物、一体誰が何を送ってくれたのか楽しみである。
この2ヶ月間弱、毎日、毎日「ぐぉぇえええーーーーーーっ」「ぅおぇああああーーーっ」と
胃液、胆液まで激しく吐きつくすという寝たきり生活を送っていた。

初期から食べられるものはほとんどなく、何か口にすれば間違いなく逆流。
もう出てくるものは内臓ぐらいしかないと思えるほど2時間毎くらいに恐怖の嘔吐が
やってくるのだった。嘔吐が一時的におさまっても、胃の底で胃酸が地獄谷のように
ぐつぐつと煮えたぎっているような吐き気が常にあり、横になっていても口の中に
唾液が溢れてきて気持ち悪いので夜もおちおち寝られずげっそり。

吐くものはなにもないのに嘔吐が止まらないカラ嘔吐が苦しく、逆流する胃酸で
喉が焼けて痛いので、水を片手に飲みながら吐くというマーライオン化が進む。
そうこうしているうちに水の味がもう嫌になり、水すら飲んだそばから逆流という始末。
最初の1ヶ月で体重が6キロ落ちて小学生並の体重になり、体重計に乗るたびに
恐怖でムンクの叫び状態になる。

「THE つわり地獄」

飲まず食わずの日が続き、もう限界だと思いプライベートクリニックで点滴をしてもらうことに。
体力のないボロボロの母体からしっかり栄養を吸い取っていたエイリアン赤子は
元気に手足をバタバタと動かしていて、先生に「かわいいですね〜」と言われるものの、
ぐぇええっ、ぐえぇっ・・・と吐き気を堪えながら診察台に上がっている弱りきった私には
エコーの映像なんてこなきじじいの心霊写真にしか見えませんからっ!!

点滴で少しは楽になれる・・・と思ったのは間違いでこれまた悪夢の始まりだった。
人間の体は飢餓/脱水状態に陥ると血管も細くつぶれてしまうそうで、先生いわく
もともと細い私の血管には通常の点滴用の針など太すぎて見事に針が血管を貫通→
点滴が中で漏れる→腕が腫れ上がり青あざ→細い針に変更→別の場所を探す→
貫通→漏れる・・・の繰り返しで私の腕は青あざだらけに。ちなみに点滴がもれると痛い。
手の甲なんかで漏れると悶絶の痛みである。片腕全滅。い、痛い・・・。

これは何の罰ゲームですか?
赤子よ、君はドSですか?

そんな日々を乗り越え、最近ようやくレタスやにんじん、フレッシュライチ、コーンフレーク等を
食べられるようになった。そして私を支えてくれる命の水、ポカリスエット。
どんなに嘔吐が酷い日でも唯一逆流することのなかったポカリで生き延びたと言っても過言ではない。

4ヵ月目に入った今も、1日1,2度は吐くもののピーク時に比べると嘔吐も吐き気も
比べ物にならないくらいマイルドになってやっと少しずつ楽になってきた。
最近では1回くらいぐぇえええーーーっと吐いても「今日は調子が良い」と思えるほどだ。

というわけで本調子にはまだ程遠いがのんびり復活中。
あくせく働き家事も私の世話もぜ〜〜〜んぶ文句一つ言わずにこなしくてくれた
ぽめ夫に感謝。毎日、毎日遅くに帰ってきては自分の夕飯を作り、
落ち武者のように横たわるだけの私のためにライチの皮をむき、吐き続けて体の痛い私に
欠かさず肩と背中のマッサージをしてくれる。週末は大嫌いな買い物と家事をやっつけ、
平日は忙しいのにまめに「大丈夫?」と電話をくれる。
ずっとお弁当も作ってないし、この季節恒例のクリスマスパーティーにも私が姿を見せないので
会社では「ぽめ夫婦の危機」が噂されているらしい(笑)。ご、ごめんよ・・・。
クリスマス休暇にはゆっくりさせてあげたいなと思う。

クリスマス前にまた調子の良い日があるかどうかわからないので、皆々様
Merry Christmas!

冬眠

ちょいとしばらくお休み致します。

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